義母の焦り

義母はとにかく焦っていた。
旦那実家もまさか児童相談所までいくとは…
本当にびっくりしたようだ。
(実際は児童相談所ではなく、保健所だったが)



児童相談所、保健所、あと一つ忘れたが。この3つの機関であなたがた家族の今後をサポートさせてくださいとも言っていただいたようだ。



だか、義母はなんとしてでも旦那が子供を連れて話にいくのを阻止したいようだ。



義母がわたしにお願いをしてきた。
旦那が子供を連れていくこども家庭支援センターがわかったら、わたしから夫婦で話し合いして改善していくので、子供を連れていかなくても大丈夫ですと言ってもらえないか?と。



義母は孫である子供二人のことを心配してくれていることは間違いないと思う。
でもやはり、息子である旦那を守りたい気持ちが強いのだろう。



でも一つ、疑問があった。
なぜ子供が父親に怯えているとわかっているのに、その父親に子供二人を連れてこさせようとするのか?
実際、子供は父親と出かけるのを嫌がる。ささいなことでキレるため怖いのだ。



普通なら、妻であるわたしに電話がかかってきて事情を聞かれてもおかしくないのにな。と思ったのだ。




私が子供二人を連れていくほうがいいのではないか?




父親が連れていったところで、父親の顔色をうかがい、気を使って本当のことを子供は話さないかもしれない。



子供にはどんな話をきくのか?
いきなり父親にわけのわからない所に連れてこられ、個室に通され知らない大人から直球で質問されるのを想像すると可哀想になってしまった。